私が初めてヒロットを知ったのは2007年冬です。何か趣味を見つけたくてとある雑誌を見ていたところ、たくさんあるスクールの中で【ヒロット】というワードが目に飛び込んできました。全くフィリピンとは縁もゆかりもない私ですが、何故かフィリピンの伝統療法という言葉に惹かれ、スクールに体験に来たのがきっかけです。『何~なんか不思議な手技だ~ほぐされる。。。』と思っているうちに寝てしまったのですが・・・でも気持ちの根底に残った想いはとても心地がよく人に触れられるという事が心身ともにこんなにほぐされるんだという事。スキンシップを初めて意識した瞬間でもありました。触れてもらうことがこんなに気持ちいいなんて。。。こんな事ができる人になりたい!と、ここから私のセラピスト人生が始まりました。今ではフィリピンの神秘に触れどっぷりヒロットにはまっております。
そんなサロン勤務時代に痛感したのは、お客様の体が”硬い”という事でした。現代社会ストレスや、食生活の乱れなどに侵され、身体の巡りが悪くなり、不調をきたす。。。自分を守るために身体を固めてしまう。ただ気持ちいいだけでは満足して頂けないのが現状でした。(本当は気持ちいいスキンシップが最高に自己治癒力を上げると思っているのですが)しかし理論より結果なのです。そんな中ヒロットは細かく筋肉にアプローチできるので、整体(ここでは筋肉を整えその人にあった状態に整えることを指します)できることを体験してきました。お客様のニーズに答えるべく身体のこと、心のこと、食のことあらゆる方向から勉強を重ねヒロットを生かしてきました。今でもヒロットの感じられる手技とフィリピンのスピリットにサポートしてもらっています。
この仕事は奥が深いです。正直大変だと思います。しかし、はまると辞められません。終わりがないのです。そんな【はまれるヒロット】の普及を目指したいと、自身の経験や勉強をシェアさせていただき楽しく、視野の広がる授業を心がけております。私はリラクゼーションサロンだけではなく、エステティックサロン・治療院内でのヒロットも行っております。幅広く使えるヒロットは一生の宝になります。繊細に色々な事を感じられるヒロットの手技は必ずプラスになります。なので経験者の方のプラスの技術修得にもおススメです。益々セラピーの幅が広がりますよ(*^_^*)。手に職は強いです!
そしてもう一つ、女性はライフステージの変化でいろいろな岐路に立たせられると思います。仕事を続けるのが難しいことも多々あると思います。自身も妊娠・出産・子育てを経験中ですが、このヒロットが手に職になっているので楽しく仕事を続けられています。※子育ては大変ですが(笑)。今は二人目妊娠中ですが(お陰様で出産しました!)に、フェイシャルヒロットをメインにボディの施術も含めもちろん続けています!仕事をあきらめなくてもいいんですよ♪
わたしもスクール卒業生なので、どのようにしたら長くセラピストを続けられるかなど実体験をもとに生徒さんに寄り添った授業を行っております。ご希望であればマニアックな解剖学も盛り込みビシバシ指導させていただきますので一緒に頑張りましょう!